848: おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2016/05/03(火) 18:50:05.74 ID:7zXk4q7O.net
小学生くらいのころ、父といざこざがあったか喧嘩したかしたおじさんが、 
夜に下駄はいて足音をカランコロン鳴らしながらうちの玄関の前まで来て、 
インターホンを鳴らし、無視されて帰っていくということを繰り返していた 
住んでたところはマンションで、おじさんは別の階に家族と住んでたけど、 
離婚したかなんかで妻が子供を連れて出ていき、ちょっとおかしくなった? 
とか、その逆(頭がおかしくなったから離婚)とか言われてたけど定かでない 
私の部屋は廊下に面していて、部屋にいると下駄の音がはっきり聞こえて 
実に不気味だった。でも殺されるにしても父だなと思ってたのでどうでもよかった 




でもある夏の日に、しばらくそのおじさんが訪ねて来なかったことと、
ちょっと暑かったので窓を開けて寝ていたところ、下駄の音が聞こえてきた
寝ようとして部屋にいたので、電気はつけてなかったけど、やだなあと
思いながら布団をかぶった。幸い、おじさんの来る方向と私の部屋は
逆なので、運がよければ気づかれないだろう…と思った
そしてインターホンが鳴り、応答を待つ沈黙。そしてカランコロンと歩き出す
音が聞こえて、でもその足音は遠ざからず、すぐに止まった
私の部屋の窓の外。マジかよ…と思っていると、「あの」と声がかかった
返事なんかするわけなく、タオルケットを頭までかぶって息を止めてた
すると ガン! となんか蹴る音が聞こえて、下駄の音が始まり、
遠ざかっていった。それを見計らって窓を閉めて鍵をかけた

それからはエレベーターで乗り合わせたらどうしようとかどっかで鉢合わせたら
どうしようとか色々考えてビビっていた。一度はベランダからこっちを見ていて、
こっちが相手に気づくとつばを吐かれたこともあった。かからなかったけど
結局一度も直接?顔を合わせることはなかったけど、とても怖かった

引用元: ・今までにあった修羅場を語れ 28話目




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2016年09月07日 11:49 ID:okusamakijyo