692: 名無しさん@おーぷん 2016/10/31(月)19:14:03 ID:dqf
ハロウィンのニュースを見て思い出した
私の育った地域では、子どもたちが七夕の夜に家々を回り玄関先で七夕の歌を歌うと
ロウソクとお菓子がもらえるという風習があった
仮装はしないけど提灯を持っていくし(浴衣を着る子もいる)
歌はその頃は無難な歌詞になってたけど
昔は「ロウソク出さねばかっちゃく(引っ掻く)ぞ」みたいな歌詞だったらしいから
どことなくハロウィンと似た行事と言えなくもなかった



就学前の子は保護者同伴だったけど
小学生は友達同士連れ立って回り、特に大人がついてくることもなかった
ちなみに中学生以上は禁止されている訳ではなかったが
中学にもなって七夕をやるのは相当恥ずかしいという共通認識があり
中学生で回っている子はほとんどいなかった
訪ねる家は特に知り合いに限らず
近隣のどこでも構わなかった
毎年のことなのでこの時期のスーパーでは七夕用の大量のお菓子が売られ
子どもたちもどこの家が豪華だとかどこの店が面白い(お菓子の掴み取りやくじ引きなど)とか情報交換しながら
少しでもたくさんのお菓子を集めるために駆け回った
当日の昼間には学校で「歌は必ず最後までしっかり歌う」「ロウソクは捨てない」「必ずお礼を言う」「現金はもらわない」などの約束ごとを教わった
一人で酔っ払っていた男性の家で何もお菓子がないからとツマミをもらったり
お菓子を準備していなかったおばあさんが百円玉を差し出してきて
押し問答の末に代表の子がそのお金でお菓子を買ってきたり
いろんなことがあったが怖い目にあったり嫌な思いをしたことは一度もなかった
中学になってからはお菓子をあげる側に回ったが
子どもたちは皆かわいいばかりで
マナーを守らない子や便乗して必要以上にお菓子をたかる大人に出くわすこともなかった
今は地元を離れているが
聞いた話では昔のような七夕祭りは子どもたちの安全上難しくなり
せいぜい知り合いや友達同士の家を保護者同伴で回る程度になったとか
実家でももう七夕用のお菓子を用意することもなくなったそうだ
仕方のないこととはいえ、なんだか寂しくも感じる

694: 名無しさん@おーぷん 2016/10/31(月)19:16:15 ID:AD9

道民乙

695: 名無しさん@おーぷん 2016/10/31(月)19:36:49 ID:sC0

家の地域では、家々を回って小正月にお持ちだかちょっとしたお小遣いもらうイベントが有ったらしい。
しかし教師が、人んちを訪ねてお貰いするなんて乞食と言い出して、無くなったらしい。
戦後、50~60年くらい前の話。
んなの言ったら、ハロウィーンもそうだろ。
しかしそのころはそんなイベントは日本で知られてなかったけど。

引用元: ・何を書いても構いませんので@生活板 34




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2016年11月01日 14:49 ID:okusamakijyo