51: 名無しさん@おーぷん 2015/04/14(火)15:07:31 ID:89u
自分が無神経だった話。


夫時々会社の同僚と泊まりで旅行に行く。男性のみで、ロッジみたいな所で自分たちで料理を作り、お酒を楽しむみたいな感じ。
先日デジカメのデータをPCに取り込んでいたら、この間行ったその泊まり旅行の画像が入っていた。
ロッジ内で部屋着を着て料理する写真がたくさんある中に、一枚変な写真があった。
見た瞬間、逮捕写真だと思った。



よくニュースである、職業と住所と名前がテロップで出てて、刑事さんたちに囲まれて顔を隠しながら犯人がパトカーへ、っていう。
いつどこで誰を撮ったのwwと思いながら写真をよく見ていると、そこに写っている人物が別写真で部屋着を着ている人物たちと一致することに気が付いた。
犯人だと思った人は、ただ俯いて頭の上に手をかざしているだけだった。
その勘違いになんだか興奮してしまって、夫が帰宅するなりこれ見て!とPCの大きな画面に画像を目一杯広げて、逮捕写真みたい!と騒いでしまった。
私の騒ぎように夫もテンションが上がってしまったようで一緒に面白がり、写っていた同僚の話をしてくれた。
そして、会社にそれら旅行写真のデータを持って行き、同僚全員に渡すことになった。

夫がデータを持っていった日の夜、夕食を食べながら夫が「あの写真、渡すのやめたから」と言った。
どうして?面白い写真だったでしょ?と言うと、「あれはダメだ、モラハラになる」と。
何がモラハラ?とさらに聞くと、真ん中に写っている犯人(偽)の人が可哀想だからと言って、その話は終わりにされてしまった。

翌日一人でよく考えてみたら、写真を見て騒いでいる私に夫が「この犯人(偽)の人は、最近若くして額が後退しているのをとても気にしている」と言っていたのを思い出した。
私の住む地方は、強い風が吹くことで有名な所。その日も天気が良く、風もまた良く吹いていたようだった。
そう、犯人(偽)さんは、風から必死で後退した額を守って、俯いて手をかざしていた。
そんな写真を楽しそうに見せてしまったら、絶対に犯人(偽)さんは額のことを気にして傷ついてしまう。
だから夫はモラハラと言ったのだと、やっと気付いた。

いつの時点で夫がそのことに気が付いたのかは分からないけれど、渡す前に気が付いてくれて本当に良かったと思う。
どうやら犯人(偽)さんとは別の同僚に見せてから気付いたようだけれど…。
でも、もしその写真を見せた同僚に夫が無神経な人間だと思われていたらと思うと、気が気でならない。
無神経だったのは私なのに…。

前情報として額のことを知らなかったとは言え、結果的に身体的特徴を哂ってしまったことを最低だったと反省しています。

長文失礼しました。

引用元: ・ただ聞いて欲しいの!ハイ聞きましょう




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