哀しい

181: 名無しさん@おーぷん 2018/09/14(金)20:13:57 ID:UX6
私の修羅場は高校生の時。
もう四半世紀も昔のことだけど、いまだに思い出すと泣けてくる。
うちの近所のご主人が、最初は鬱病で休職してたらしいんだが
それが長引くうちに、庭の木に登って枝を折ったり葉を千切りながら通行人に投げつけたり
夜中に奇声を発したり、余所の畑の作物を掘り起こして齧ったり、子供に対しても威嚇したり、
とにかく奇行が目立つようになってきた。



今思えば最初の鬱病ってのもそこんちの奥さんが言ってたことだけど本当かどうか、
どっちかって言うと精神に異常を来たしていたとしか思えないような感じだった。
それでうちの両親から、それまではそこんちの前の道路を通って通学してたが
遠回りしても別の道を通るようにと言われていたぐらい、危険な感じだった。
当然町内会でも問題になってて、話し合いが何度か行われてたんだが。

ある日、中間試験中でいつもより早くに帰宅した。
うちは両親が共働きの鍵っ子で、小学生の弟もいたんだが
そういうワケで私が一番最初に帰宅したんだ。
家族はみんな帰宅したらまず最初に愛犬チヌの顔を見に行く。
甲斐犬で、目がクリクリした可愛いやつだった。
その日もいつものように「ただいま~チヌ」と言いながら裏庭に出た。
そこで見たのは・・・・・・。

私は半狂乱になって母の会社に電話をした。
母は飛んで帰ってきた。
それから町内大騒ぎになって、犯人はあのご主人だろうって言われたが
実際そのお宅の庭に血だらけのバットが転がってて
ご主人が悪びれずに「犬の分際で俺に吠えやがったから」と笑った。
甲斐犬は主人以外には懐かない犬だが、
だからといってむやみに他人に吠える犬ではない。賢い犬なんだ。
吠えたとしたら不法侵入だったからだろうと思う。
実際裏庭のチヌの居場所は表通りからは見えないはずなんだ。
そこに侵入して撲殺したわけだし。

犯人の男はその日からいなくなったのは、てっきり警察に行ったんだと思ってたが
実は犯人は衆議院議員の身内で、なんのお咎めもなかった。
弁護士さんが来てお金を置いていこうとしたけど
もちろん受け取らないし、そんなことが余計に私たち家族を苦しめた。
今の時代だったらネットで拡散して仕返ししたかも知れないが
当時は仕返しの方法すら思いつかず、ただただ泣いた。

救いだったのは、あんな悲惨な光景を最初に見つけたのが
小学生の弟ではなかったことだ。

引用元: ・今までにあった修羅場を語れ【その26】








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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2018年09月19日 13:49 ID:okusamakijyo

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