kenka_karamu_man

63: 熊谷(仮名) 平成28年 04/10(日)08:30:14 ID:???
小中と、熊谷(仮名)という奴にイジメを受けていた。

小5の頃、俺は安全保安委員会に所属していた。
「安全保安委員会」という名前は大層だが、
要は放課後の校舎内のせじょうかくにんするだけのしごとだ。




その日もいつもの通り、放課後にあちこちのクラスを巡回し、
窓などの施錠を確認していたら、突然後ろから殴りつけられた。
驚いて振り返ると、俺より一回り体格のいい男子が
鬼のような形相で睨みつけていた。

「テメー、人のクラスに入って何してんだよ!」
と、いきなり胸倉を掴んでくる男子。

安全保安委員会の仕事で施錠確認をしている、と説明するも、
「委員帯の仕事だろうが、断りも無く他のクラスに入る奴は泥棒と一緒だ」
「お前がやったのは不法侵入で犯罪だ。教師に知られたらお前は怒られる」
だの、訳のわからない因縁をつけられ、
そいつの取り巻きの他の男子二人に押さえつけられ、ボコボコにされた。

そいつ・・・熊谷とはこれが初対面。
熊谷は俺を散々ボコった後、
「今日の事をバラされたくなかったら、明日の放課後に金持って倉庫に来い」
と脅された。

今思えば、熊谷の言っていることはムチャクチャだが、
当時の俺は「俺がやった事は悪いことなんだ」と本気で思い、
熊谷への恐怖もあって、正常な判断ができなくなっていた。

その日から中学卒業までの5年間、熊谷からの凄惨なイジメが始まった。

64: 熊谷(仮名) 平成28年 04/10(日)08:30:37 ID:???
毎日のように放課後に呼び出されてはリンチに遭い、
(今思えば顔面を殴られた事は殆ど無く、腹や腕・足ばかり殴られていた)
週に一度は金銭をせびられ、断ると殴られ、
その額も、最初は10円とか50円とかだったのがどんどん増額していき、
最終的には毎回1000円支払うようになった。

支払った最高額は、中3の正月に呼び出された時の20000円だった。
婆ちゃんが「お前も4月から高校生だから奮発するよ」とくれたお年玉だった。
その日の夜は婆ちゃんに申し訳なくて本気で泣いた。

それでも小学校の頃は、熊谷とはクラスが別だったので、
放課後を耐えればよかったので、まだマシだった。

中学に進学した俺は、なんと3年間、熊谷と同じクラスで過ごすことになる。
ここからイジメは一気に加速する。

65: 熊谷(仮名) 平成28年 04/10(日)08:30:59 ID:???
ホームルーム前の教室で、
熊谷が「なんかムカつくから●●(俺)をボコるか?」と
取り巻き連中と話したりもしていた。
それが聞こえた時は、休み時間と同時に走って教室を出て倉庫や職員トイレに隠れ
休み時間が終わるのを待っていた。
まぁ、それをやっても「テメーなんでさっきは逃げた」と後で捕まり、
倍になってリンチに遭うだけだったが・・・。

放課後、当時テニス部員だった熊谷にテニスコートに呼び出され、
テニスコートで取り巻き連中に押さえつけられて、皆が見てる前で熊谷に全裸にされ、
股間を蹴り上げられたこともある。

競馬の武豊が全盛だった頃、
(当時中学だった熊谷が何故競馬を知っていたのかはわからないが)
俺を馬にしては背中に乗り、ケツを叩いて廊下を何往復もさせられた事もある。
武豊に罪は無いが、今でも彼のニュースを見ると当時の事がフラッシュバックする。

放課後、突然教師に呼び出され、
「昨日、●●(俺)が下着泥棒をしたのを見たという報告があった」
という濡れ衣を着せられたこともあった。
必死に弁明するもわかってもらえず、
何故か俺はやってもいない事の謝罪をすることになった。
後に、その下着泥棒の報告者が熊谷であることを知った。

66: 熊谷(仮名) 平成28年 04/10(日)08:31:18 ID:???
「俺より成績が良くなったら頃す」と脅され勉強をしなくなり、
俺の成績は一気に最下位クラスになった。

「俺より身長が高くなったら頃す」と脅され
成長するのが怖くなり、食事を殆ど取らなくなった時期もあった。

もちろん「やめろ!」と声に出したり、
逆に殴り返して抵抗をしたこともあるし、
耐えきれず教師にイジメを報告したこともあるが、
そうする度に「生意気だ」「チクるとか俺をナメてんのか」
と抑えつけられてはボコボコにされた。
小中当時の熊谷は、俺よりも一回り体格が大きかったので、
力で勝とうとしても土台無理な話だった。

最初はイジメを止めようとしていた教師達も、
次第に「イジメられるお前にも原因がある」と言い出して、
俺が何をされても見て見ぬふりをして、逆に俺を問題児扱いしだした。

そうしているうちに抵抗する気力も無くなっていき、
何をされても「今をガマンすればいいんだ」と心を閉ざすことで
自分を守るようになっていった。

67: 熊谷(仮名) 平成28年 04/10(日)08:31:53 ID:???
親もイジメを受けていると薄々感づいていたのだろうが、
俺は何を聞かれても「何でも無い」と適当に流していた。

中学卒業も近づいてきたある日、父親がこんなことを言ってきた。
「市外の私立バカ高校に行ってみないか?」

俺の成績を見ると、行ける高校はもはや超絶底辺高校しかなかった。
しかし、底辺高校は市内にもあったが、父親はあえて市外の高校を薦めた。
恐らく、市内にいては俺が潰れてしまうと思ったのだろう。

その時の俺は、そんな事も考えずに市外のバカ高校を受験し、合格した。
バカ高校に進学してからは、イジメからも完全に開放され、
本当に楽しい3年間を過ごすことができた。

バカ高校の連中は本当にバカしかいなかったが、
連中と毎日バカなことばかりをやって、小5以来の「友達」ができて、
もう、本当に「楽しかった」としか言いようがなかった。

そんなこんなで楽しい高校生活だったが、
高2の時、地元に帰郷した際に、バッタリと熊谷に遭遇してしまった。
(高校時代の俺は市外で寮生活をしていた)

68: 熊谷(仮名) 平成28年 04/10(日)08:32:21 ID:???
久々に会った熊谷は金髪で、絵に描いたようなDQNになっていた。
熊谷は下卑たようなニヤニヤとした顔で俺に詰め寄り、
「おう、●●、オメー、まだ生きてたのか?死んでりゃよかったのに」
「テメー、俺よりデカくなったら頃すって言ってたよな?」
「オメーのツラを見たら、久々にボコりたくなってきたからツラ貸せ」
と、昔と変わらない態度で脅してきた。

しかし、中学を出てからの2年で、俺の身長は155→180へと伸び、
運動部に所属していたのもあり、チビガリだった当時と比べ、
体格がグンと良くなっていた。
(ちなみに中学当時の熊谷の体格は170あるかないか)

それに比べ、熊谷は恐らくテニスも辞めてしまったのだろう。
あれだけ強そうに見えた熊谷が、今は単に金髪デブにしか見えなかった。

そうは言っても、熊谷を前にすると当時の凄惨なイジメがフラッシュバックしてきて、
恐怖に押しつぶされそうになった。
しかし、ここでビビッてしまったら当時に逆戻りだと思った俺は
勇気を振り絞って言った。

「お前、高校生にもなって、まだそんなことやってんの?」
「中学の頃から変わってねーんだな。むしろ退化してんじゃないの?」
「言っておくけど、俺は今ボクシング部に入ってて、県3位まで行ったから、お前なんて一瞬でボコれるよ?」

熊谷は顔を引きつらせ、怒りを露わにして今にも殴りかかってきそうだったが、
「イキがってんじゃねーぞ。二度とそのツラ見せるな。死ね」
と吐き捨てて去っていった。
ちなみに高校時代の俺はバドミントン部の万年補欠だった。

69: 熊谷(仮名) 平成28年 04/10(日)08:32:55 ID:???
その後の俺は、特段変わりのない生活を送っている。
高校を出た後、普通に大学を出て、普通に就職をして、普通に生活をしている。
まあ、30過ぎた今も、まだ結婚していないが・・・。

そんな感じで至って普通の生活をしていたし、
高校、大学の連中との集まりや同窓会などにはよく参加していたが、
中学の同窓会だけは、通知が来ても絶対に行かなかった。
当時の嫌なことを思い出してしまうかもしれないし、
万が一熊谷に会ってしまったら・・・と思うと怖くて仕方なかった。

しかし、25歳を前にしたある日、中学の時の唯一と言っていい友人から、
「どうしてもお前と飲みたい」と誘われ、中学の同窓会に参加することにした。

行くまでは、皆とどう接すればいいのだろうか、とか、
熊谷がいたらどうしよう、と考えると怖くて仕方なかったが、
同窓会に席に熊谷はいなかったし、皆も普通に「久しぶり」と出迎えてくれた。

親しげに話しかけてくる同級生達に
「今こうやって話しかけてくれるなら、何であの時助けてくれなかったんだよ」
と若干の怒りを覚えもしたが、
それよりも、自分を温かく受け入れてくれた安堵の方が大きかった。

そんなこんなで同窓会は普通に盛り上がっていたが、
俺にはどうしても気になることがあった。
もちろん熊谷のことだ。

熊谷とは高2を最後に会っていないし、近況も知らない。
熊谷の顔は二度と見たくないと思ってはいたが、
正直、気にならないと言ったら嘘になる。

俺は同級生の一人に思い切って聞いてみた。
「熊谷って今、どうしてるんだ?」

70: 熊谷(仮名) 平成28年 04/10(日)08:33:16 ID:???
同級生は若干顔を引きつらせた後、
「そういえばお前は市外の高校にいたから知らないんだよな」
と言って、熊谷の「その後」を教えてくれた。

自分と最後に会った直後、熊谷の父親がクモ膜下出血で倒れ、急死。
そしてその直後、母親の癌も発覚し、父親の後を追うように死亡。
熊谷は祖父母のもとに預けられることになったが、
高3の時に問題を起こして退学処分。

その後は、土方、飲食、介護、警備、運送・・・などなど、
色々な仕事に就くも、どこでも問題を起こして退職、転職を
繰り返しているということだった。
今、熊谷が何をしているか誰も知らないらしい。

それから数年後、ニュースで久々に熊谷の名前を見た。
飲酒運転で対向車線に突っ込み事故死したらしい。
即死だった。
熊谷の肩書は「無職」だった。

このニュースを見た時、俺は、
「相手のドライバーが軽傷で済んでよかった」と安堵したことと、
熊谷の死を悼むより「ざまあみろ」という感情が沸いてきたことに
自分でも驚いた。

これを書いている今でも「人の死を喜ぶなんて不謹慎だ」と思うが、
やはり今も「ざまあみろ」という感情しか沸いてこない。

以上です。
長文駄文失礼しました。

71: 熊谷(仮名) 平成28年 04/10(日)08:40:03 ID:???
追記
熊谷が即死したと知ったとき、「ざまあみろ」と思ったのは間違いだな。

正確には「もっと苦しんでから氏ねばよかったのに」と思った。

今でも自分がそう真っ先に考えたことに驚く。

以上です。
今からただの名無しに戻ります。

72: 名無しさん@おーぷん 平成28年 04/10(日)10:34:51 ID:???
うちのクラスのイジメっ子も熊谷だった!

73: 熊谷(仮名) 平成28年 04/10(日)12:15:11 ID:???
>>72

そうなんかw
もし、熊谷の名前を見て嫌な思いをさせたなら済まない

あと、これは本来書くべきではないかもしれないし
全国の熊谷さんには申し訳ないと思うが
実は、俺をイジメていた「熊谷」は、実は仮名ではなく本名だ

今度こそ本当の本当に名無しに戻る
スレ汚しすまなかった

80: 名無しさん@おーぷん 平成28年 04/14(木)16:09:06 ID:???
熊谷の死自体は自業自得だけど、
熊谷相手に強い態度に出て退散させた事がGJだね。

引用元: ・イジメについて語るスレ








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1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2019年04月12日 19:49 ID:okusamakijyo

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