question_head_boy
466: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage] 2016/06/19(日) 19:08:47.25 ID:K6DBQW7c0.net
俺の奇妙な記憶なんだが・・・
小学校を卒業して中学校に上がる前の春休み、母に「役場?に申請しなきゃいけないことがある」と言われ、連れだされた
母は普段化粧をしない人なのだが、この時はしっかりと化粧をし、着飾っていた


最寄りの駅から二人で電車に乗り1時間、そこからバスで30分ほど移動した
降りた場所は、なんというか不思議な空気感の街だった
汚くはないのだが、とても治安の悪そうな雰囲気で、実際車のマナーは最悪だった
道路を横断する度に轢かれそうになったのを覚えている

母はずっと自分より少し前を、うつむいたままやや早足で歩いていた
俺にはそれが、人目を避けているように見えた


しばらく歩いていると、大きな横断歩道に差し掛かった
何度も車に轢かれかかったことから、俺は車に横断中であることをアピールしようとしたんだ
大きく手を上げて、それを左右に振りながら横断した
そしたら、横断歩道の向こうからやたら背の高い男が歩いてきたんだ
サングラスをしていて色黒でタンクトップ。身長は180を軽く超えていたかも



おっさんに手を降ってるように見えたら嫌だなぁと思ったのだが、急に手を下ろすのも恥ずかしく、徐々に控えめにしていった
だが、おっさんとすれ違う時、おっさんは俺の手をガシっと掴んだんだ
おっさんは「元気がいいなぁ~」とだけ言って、俺の顔を見てきた
俺はテンパって、おっさんの胸板と母の方をチラチラと見ていた
結構長い間掴まれていた気がしたけど、多分俺の気のせいで、すぐ離されたと思う
その時一瞬焦った顔をした母を見た気がしたが、すぐ母の元へ走っていったから
母はなにも言わずに俺の手を握って、そこからは手を繋いで歩いた

467: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage] 2016/06/19(日) 19:11:50.68 ID:K6DBQW7c0.net
少し歩くと、緑や水色のテントがたくさんある場所へ出た
遠くから見るとそれはテントに見えたが、実際はプレハブ小屋をビニールシートで覆ったものだった
俺は母に連れられその中の一つに入った

その小屋の中もまた少し不気味なものだった
中がベニヤ板で大雑把に句切られていて、その部屋毎に「○○○○様宅」とフルネームで書かれた白い紙が貼ってある
各部屋には床にダンボール箱を広げたものが敷き詰められていて、毛布やクッションが置いてあった

俺はその中の真ん中の部屋へ連れて行かれたが、そこには離婚して別居していた父の名前が書いた紙が貼ってあった
父の名前で「○○○○様宅」、どういうことかと母に尋ねたが、それに関しては「うん・・・」と濁すだけで答えなかった
母に「用事済ませてくるから。ここで待っててね」と言われたので、俺はそこで母と別れた

うろつくのも怖かったので、小屋の外にある簡易トイレに行く以外、俺は父の名前の書いてある部屋でじっとしていた
待っている間に父が来るかもしれないと身構えていたのだが、結局父が現れることはなかった
夕方頃に母が戻ってきて、「今日はここに泊まるよ」と言った


晩ごはんは母が持ってきたコンビニ弁当を食べた
食事も終わり、母が居る安心感から退屈も感じるようになってきた頃、母が
「これ貰ってきたから読んで」と黒くて分厚い本を差し出してきた

468: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage] 2016/06/19(日) 19:13:05.86 ID:K6DBQW7c0.net
その本にはタイトル等も書いてなく、ただ黒いソフトカバーの古い本だったが、中身は漫画だった
ただ、その漫画の中身がヤバかった
絵柄は線が太く荒々しくて、昭和の少年漫画みたいな感じ
内容は、序盤は少年が象の足の革みたいな、硬いものを大人に強要され少しずつ食べさせられる話
中盤は、金髪のエルフみたいな女の子がボロボロの服を着た状態で監禁されていて、
また象の足の革みたいなものを強要され少しずつかじらされ、最初は泣いていたものの最後は笑顔で完食。一番長い
終盤は、何故かその男の子と女の子が色黒になってたくさん並んで出てくる
一人ひとり描いた人が違うらしく、それぞれ一言のセリフと描き手の名前を述べたあと「みんなの献身に感謝!」みたいなセリ

フを書いたページで終わる
その次のページからは、それまでの展開と関係がない怪談ものの漫画がおまけとして載っていた
全くもって意味不明な内容の本なのだが、俺はそれを読んで眠気を待って、その後毛布にくるまり寝た


起きてからはまたあの車のマナーの悪い道を歩き、普通にバスと電車に乗り、帰宅した
オチもなにもないが、以上が今思い出しても不可解なことが多い俺の記憶

それ以後母が変わった行動をすることはなかったし、黒い漫画本もいつの間にかなくなっていた
新興宗教の類だったのだろうか?

469: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage] 2016/06/19(日) 20:03:38.44 ID:/emfaNDH0.net
>>468

母親にその時のことを聞いてみたらいいんでない?

470: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage] 2016/06/19(日) 20:15:06.95 ID:K6DBQW7c0.net
>>469

なんとなく掘り起こしてはいけない気がして聞かないままに、今じゃめったに連絡取らなくなってしまったんだ

471: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage] 2016/06/19(日) 20:18:53.93 ID:/emfaNDH0.net
>>470

そうか…いつか真相がわかるといいな

472: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage] 2016/06/19(日) 20:27:16.87 ID:/emfaNDH0.net
ああ掘り起こしたくはないのか
すまん悪気はなかった

引用元: ・【オカルト】怖い話・不思議な話総合スレ【統合】3






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