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326: 名無しさん@おーぷん[] 2014/11/16(日)14:54:18 ID:QZSKTM92T
2番目の子を産んだ時、上の子が赤ちゃん返りするわ旦那が単身赴任するわ両親が相次いで亡くなるわで、精神的にも肉体的にも追い詰められていたのが修羅場。

特に子供達の悲鳴みたいな泣き声が堪えた。
「こんなに頑張ってるのにこれ以上なにをしてほしいの」って。
ご近所にも苦情言われるようになって、もうなんかダメだってなった。

旦那の単身赴任先が治安の悪い海外で、その時は情勢も悪化してて
とてもじゃないけど連れて行けないって言われてたから
旦那も頼れなかった。

そんな時、お隣の女の子が訪ねてきた。すごく子供好きな良い子で、
上の子はかなり懐いてたから喜んで遊んで遊んでってアピールしてて、

でもその時は『何だ私より他人が好きなんだ』って思ってしまった。
我が子なのに。



お隣の女の子(Aとする)は、「私の家でお茶しませんか?」と誘ってくれた。
「久しぶりに長男くんの好きな蒸しパンと人参のケーキ作ったんでお子さんも是非」と。
甘い物も久しく食べてないと思い出して、
苦情を言われるのかと張り詰めていた気持ちが緩んで泣いてしまった。

Aは「少し待ってて下さい」と言うと奥に入って、
次男のオムツとミルクをバッグに詰めて戻ってきて
私をAの家に連れて行ってくれた。(旦那がいる時から交流があって、育児用品の場所はある程度Aも知っていた)お茶を入れて貰って
Aの作ったお菓子を頂いていると不思議と気持ちが落ち着いた。
「ママさん(Aは私のことをママさんと呼ぶ)気分転換に美容院行きません?私の友達がカットモデル募集してて!私長男くんと次男くん預かりますから!」と。

美容院なんてもう何ヶ月行ってないんだろうと思い出して、
Aに甘えることにした。久しぶりの外出だった。

それからもAはちょくちょく子供達を預かってくれた。
買い物をついでにと引き受けてくれたり、おかずをお裾分けしてくれたりと
気にかけてくれた。

神様みたいだと本気で思って拝んでた。Aがいなかったら心中してたかもと思うくらい、あの時の私は追い詰められていた。

今でも交流のあるAが結婚決まったので
Aが幸せになりますようにと記念カキコ。

327: 名無しさん@おーぷん[sage] 2014/11/16(日)17:12:19 ID:T1f20qiUS
ええ話や

引用元: ・今までにあった修羅場を語れ【その6】




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