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374: ↓名無しさん@おーぷん 19/09/14(土)07:35:32 ID:AT.w2.L1
子供の参観日に行ったら、教室の壁に木の絵が貼ってあって、そこに名前の書かれた花を貼り付けるようになってた。
どうやら帰りの会かなんかで「今日良いことをしたお友達」を挙手して、「お掃除を頑張っていました」とか、「給食の時にこぼしちゃった人の片付けを手伝ってました」とか、そういうこの名前を貼り付けてたくさんの花を咲かせましょう、みたいなものらしい。




それで自分の小学校の時のことを思い出した。
一年生の時、みんな普通にお掃除をしていたある日、いきなり六年生がやってきてみんなの前で私に賞状を贈ってくれた。
「静かに一生懸命お掃除をした」賞状で、すごく嬉しかった。

それから「賞状委員」なるものが作られて、週に一度、何か立派な事をした人を表彰することになった。
でもそうなると、みんながその委員の前であからさまに良い事アピールしだすんだよね。
影ではふざけてるくせに先生や委員が来たら急にやってるフリをして、いなくなると雑巾投げたり。
先生は普段やらない子が賞状制度のおかげでやる気になったと思ってるからその子を褒める。
なんならずっと真面目にやってる私に向かって「お前ももっと頑張れよ!初めの賞状もらったっきりじゃないか!」とか言う。

結局、調子良く立ち回るズル賢い人だけが表彰されて、縁の下の力持ち的な子は見てもらえないだけのものになった。

今は大人になったから、「なんの損得も考えない時に貰った、あの初めの賞状こそが本物だった」って思えるようになったけど。
子供の教室の花に、うちの子の名前がほとんどなくて、調子良く目立つ子の名前がたくさん張り出されているのを見て、その時の事を思い出したわ。

本人が名前が少ないことを気にしているかどうかはわからないけど、この子は大人しくて真面目なことは私は知ってる。
私だけでも、ちゃんと見てあげてることを教えてあげたいな。
でも社会人になっても、世間の評価ってこう言うもんなんだろうね、難しいね。

引用元: ・何を書いても構いませんので@生活板79




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