kirakira_woman
446: なごみ[sage] 2007/02/05(月) 21:33:05 ID:1YNTJQzF0
戦時中、ある病院に結核か何かの重い病気にかかっていた青年がいた。
看護婦さんは、彼に密かに思いを寄せていた。
衰弱していく青年に、栄養のあるものを食べさせたいと思った。
でも、物のない時代で何も手に入らない。

彼女がしょんぼりとしていると、近くに住んでいた貧しい農家の青年が声をかけた。
農家の青年は、飼っていた鶏の卵を黙って差し出した。

看護婦の彼女は感激して、病気の青年にあげた。
でも、残念ながら病気の青年は亡くなってしまった。

その看護婦が、私のばあちゃん。
農家の青年が、私のじいちゃんだ。
御年88歳と86歳で、二人で元気に暮らしている。



448: なごむ[sage] 2007/02/05(月) 21:38:39 ID:tR2ZZ6Lk0
目頭が熱くなった

449: なご[sage] 2007/02/05(月) 21:40:29 ID:AFroc9wR0
病気の青年、キューピッドだな。
彼のおかげで
>>446
がこの世にいる。
GJ

引用元: ・あなたの心がなごむとき~第34章




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2022年10月10日 15:18 ID:okusamakijyo