fashion_dress_girl
76: なごみ 2009/02/19(木) 20:55:11 ID:ruSxRDAo0
自分がまだ保育園児だった頃の話。

手先が器用だった母がごっこ遊び用にと、結構本格的に
お姫様風のドレスを何着か作って保育園に寄贈した。
(確かセラムンの主人公が着てた?白いドレスと
 オリジナルで赤いフリフリのドレス等)

ドレスは大人気で、他の女の子たちが
「今日は自分が着るんだ」と、いつも取り合いしていた。

で、自分も卒園して成人したある日。
主婦をしている友人に急用が出来たとかで
保育園に預けている子供を迎えに言って欲しいと言われた。
(自分&友人はその保育園卒で、友人の子も前述の保育園に預けている)
自分は日頃から友人の子の遊び相手をしているので了承。

早速迎えに行って、子供が帰る支度が済むまでの間
変わらない風景があまりに懐かしくて、近くにいた先生に何気なく
「昔ここでお世話になったんです。
 うちの母がこちらに子供用のドレスを送ったりしたんですよ」言った。

すると、「ああ!もしかしてあのドレスの方ですか?」と返された。
その先生は自分と同い年くらいだった。
「え?」と思っていると、そのドレスを持ってきてくれた。



77: なごみ 2009/02/19(木) 20:56:18 ID:ruSxRDAo0
色褪せて、ほつれている部分もある。
でも、それは間違いなく母が作ったドレスだった。

事情を聞くと
「○○先生(自分が昔お世話になった人)が
 とてもこのドレスを大事にしていて。
 こまめにクリーニングに出したり
 ほつれたら直されたりしているんです。
 女の子達に大人気で、いっつも取り合いしてるんですよ~」
と笑いながら話してくれた。

何着かは破れたりなんだりで
仕方なく処分したらしい。
それでも数着は、今でも大事に使っているとか。

そのドレスを作った時、一番最初に着せられたのは自分だった。
あのドレスが出来てから十数年。
「色んな子があれを着て遊んだんだなあ」と思うと
何だか感動してしまった。

後日母に報告すると
「まあ~あんなの大した物じゃないのに。
 まだ使ってくれてるんだねえ。
 そうなの~そんな手間掛けなくていいのにねえ」
と言いつつ、明らかに嬉しそうw

あのドレスが、あとどれくらい持つか分からない。
でも、そんなに大切にしてもらえて、母もドレスも本望だろう。

78: なごみ[sage] 2009/02/19(木) 20:59:22 ID:ZKQLdnNF0
いい話だ…
思わずウルっときた

80: なごみ[sage] 2009/02/19(木) 21:10:21 ID:toLdZPoN0
萩尾望都のイラストについていた
「女の子は・・・」のセリフを思い出した
夢のある話をありがとう

引用元: ・あなたの心がなごむとき~第50章






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