kirakira_woman
375: スペースNo.な-74[sage] 2009/08/27(木) 19:59:47
バスに乗車中、渋滞してて正直暇だった。
何気なく外を見ていた。

すると、あるお宅の庭でご飯中のでかくて真っ白い犬を発見。
ハスキーあたりを純白にした感じ。
一瞬、狼に見えた。
「綺麗だなぁ」「かっこいいなぁ」と、釘付けに。

ふと、ご飯に夢中だった狼犬がぱっと振り向いた。
視線の先を辿ると何かちっさい毛玉が…
よく見たら三毛の子猫。

捨てられたのか、ガリガリに痩せいる。
どうも狼犬のご飯に釣られたらしかった。
二匹は物凄い体格差で、当然子猫はびくついてる。

でも、目の前にはご飯が。
ご飯の前には、氷山の如く聳える白い巨体が。

挙動不審な子猫を見つめていた狼犬。
見兼ねたのか、ゆっくりした動きでご飯から離れた。
そのまま、そっぽ向いて寝そべる。

狼犬「もうお腹ふくれたよー全然見てないよー」
子猫「ニャッ!?寝ちゃったの?食べていいの?罠なの!?でもご飯…」

そんな感じで誘惑に勝てなかった子猫。
一度食べ始めたら、無我夢中でがっついてた。

それをこっそり横目で見てる狼犬。
「たんとお食べ」みたいな優しい顔してた。
何だか泣きそうになってしまった。

ふと見ると、飼い主とおぼしき男性も家の窓越しに笑顔で二匹を見てた。
子猫にも幸せフラグの予感。

と同時に、ようやくバスが走り出しましたとさ。
たまには渋滞も悪くない。



376: スペースNo.な-74[sage] 2009/08/27(木) 20:07:59
これは泣く

379: スペースNo.な-74[sage] 2009/08/27(木) 20:33:20
>>375

優しいご主人様に愛されてる優しい狼犬か
なんか本当に仔猫が幸せになれるって信じられる光景だな…


533: スペースNo.な-74[sage] 2009/09/05(土) 14:20:20
先日その狼犬のお宅の近くを徒歩で通ったのでつい庭を窺ってしまった。
狼犬いました、寝てました。丸くなってお昼寝中。
子猫もいました、寝てました。同じく丸くなってお昼寝中。
子猫はお家の正面からはお尻しか見えなくて、それが明るい茶色で橙っぽくもあるもんだから蜜柑みたいだった。
その毛玉蜜柑、狼犬の上にちまっと乗っかって寝てた。
どう見てももっふる鏡餅です本当にありがとうございました。

あんまりじろじろ見るのは不審者な気がしたから通り過ぎざまのちょっとした間の事だったんだけど、
お家の横からは子猫に付けられた真新しい首輪も見えた。
狼犬は相変わらず綺麗で間近だと更に筋肉ムッキムキで迫力のでかさだし
子猫も毛並みつやつやふっかふかになってるしでにやけるのを堪えるのが大変だった。
おめでてぇな(*´∀`*)

535: スペースNo.な-74[sage] 2009/09/05(土) 14:30:00
やべ
なごみすぎて目から汁が…

536: スペースNo.な-74[sage] 2009/09/05(土) 14:43:39
なんと愛しき世界

537: スペースNo.な-74[sage] 2009/09/05(土) 15:50:19
子猫はとんでもない下僕を手に入れた

538: スペースNo.な-74[sage] 2009/09/05(土) 15:59:56
下僕じゃねーだろハゲ

540: スペースNo.な-74[sage] 2009/09/05(土) 16:28:53
飼い主さんも狼犬も両方が受け入れてくれたってことだもんなぁ。
本当に、なごみ物件だ。

引用元: ・あなたの心がなごむとき~第52章




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