necchusyou_face_girl4
898: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/14(木) 04:42:28.80 ID:XHxICMyvO

私の友人の話。

私子 17歳 高校生
A子 私子の親友で彼男の彼女
彼男 A子の彼氏 同級生
B美 A子の幼なじみ ギャル
C也 後輩 正統派の美形

A子は深田恭子ちゃんに凄く似ていて胸も大きい。
誰かに意地悪されても、素で「私の為に言ってくれてるんだ」と思える阿呆の子。
マジ天使。

A子の彼氏である彼男は、チャラくていい加減で細身で長身のイケメン。
可愛かったが真面目だったA子は、何故か彼男に告白され「うん」と言ったらしい。

その時は私も「A子が汚された…」みたいな状態だったが、約一年付き合いは続き。
A子が手しか繋いでないと言うので、以外と真面目なんだなと感心していた。



901: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/14(木) 05:01:53.95 ID:XHxICMyvO
ある日、A子と二人で私の家で話込んでしまった。
流石に危ないからと、私と私の兄でA子を家まで送っていました。
通り道である彼男の家付近の公園に差し掛かった時、A子の足が止まりました。

A子「あれ、彼男かな?」

不思議そうにしていた私達兄弟に、Aが公園の隅を指差し首を傾げた。
私達はA子の指の先を見た。
影になっている場所だが、若干見えた顔は彼男だった。
次に、私の兄が騒いだ。

兄「げ、野外かよ」

A子は兄の言葉を理解していない様子。
意味を知っていた私は、目をこらした。
彼男の下半身で、何かが揺れている?
彼男は妙に顔が赤い。
何かしてる?

A子「彼男」

A子が公園の中へ入ったので、私と兄も後に続いた。
若干高めのA子の声が公園に響く。
声に怒気はなかったが、私は正直怖かった。
彼男は肩を跳ねさせ、視線を彷徨かせました。
その声に下半身で何かしていたであろう女が立ち上がった。

女はA子の幼馴染みのB美だった。
派手な服装で学校では結構有名人のB美。

A子「B美ちゃん、彼男もちょっと来て?
彼男はズボン履いたら駄目よ?
B美ちゃんも服なおさないでね」

彼男は下半身の衣服を踝迄下げた状態。
A子に見つかったにも関わらず、彼の下半身は戦闘態勢の儘。
B美と言えば、下着を下ろし胸元は完全はだけきっていました。
A子は彼男のアレに戸惑っていたが、気持ちの良い笑顔で言ってのけた。

903: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/14(木) 05:17:14.09 ID:XHxICMyvO
B子「はぁ?意味解らん」

彼男は完全にビビって居るのか、A子を見れず終始俯いていた。
B子は兄が居たからなのか羞恥からか、A子に抗議し下着を上げようとした。

A子「B子ちゃん。意味が解らないのは貴方でしょ?
お外で下着下ろしてあんな事出来るんだから大丈夫。
貴方達みたいな猿には下着は要らないよ」
B子「はぁ?猿とか頭可笑しいんじゃない?」
A子「何とでも言って。
外であんな事する人に可笑しいと言われても痛くもない。
それに人間の言葉は難しいでしょ」
B子「アンタが彼氏を拒否るからっ!」

A子の言葉に若干の恐怖を覚えつつ。
逆ギレ混じりに切れるB子と冷静なA子を止められなかった。
B子の最後の一言で、黙って居た彼男がいきなり土下座した。

彼男「A子、御免っ。本当に御免」
B子「何謝ってんの?彼女の癖に拒否るって言ってたの彼男でしょ?」
彼男「お前は黙ってろ」
A子「ねぇ、彼男君。私は良く解らないけど。
そう言う時期になったら、私だって考えてない訳じゃ無かったわ」
B子「今更何っ」
A子「B子ちゃん大丈夫。
お猿さん同士に興味はないから。
貴方、私の親に言ったよね。
高校生の分際で偉そうかも知れないけど結婚したいって。
私凄く嬉しかった」
彼男「じゃあ」

完全に私も兄も置いてきぼり。
この辺りでA子泣き出してしまって、私も泣きそうになった。
Aは強い口調だけど足は震えていたし、怖かったんだと思う。

906: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/14(木) 05:28:45.28 ID:XHxICMyvO
A子「ごめんなさい。貴方とB子ちゃん、どっちも気持ち悪い。
本当に気持ち悪い。見なきゃ良かったし…
巻き込んでしまった私子ちゃんにも申し訳ない。
だからお猿さん達はずっとお外で、さっきみたいにしていたら?
もう二人とも会いに来ないでください」

A子は泣きながら告げて、私と兄を両手で引っ張った。
結局、A子は自宅には帰れなかった。
家に1日泊まって、朝まで泣いていた。

それで流石にその日はA子と一緒に休み、遊びに行ったりした。
学校に居た友達から、「B美が彼男の彼女面してる」ってメールが来た。

B美は、昔からA子が好きな物や大事な物を欲しがる子だったとか。
中学で付き合ってた人も、彼女に取られたらしい。

私は二人に何か言ってやろうと思ったが…
A子が止めるので止めた。

一年後、彼女面していたB子も数ヶ月後には飽きたらしい。
A子は後輩のC也君を好きになった。
「上手く行くと良いなぁ」と思っていた頃、また事件が発生。

908: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/14(木) 05:50:46.48 ID:XHxICMyvO
C也君はちょっとcrazy。
クラスも別だったB美が突撃!
「私、彼男結婚するから!」と勝ち誇った顔でA子に宣言。
(B美はA子がまだ彼男が好きだと思ってた)

この時点で「はあ?」だったが、ペラペラ喋る事、喋る事。
まぁ、正直彼女も情緒不安定だったみたい。
B美曰わく、ずっと体だけの関係だったんだと。
「彼男は妊娠を喜んでくれる!」みたいな内容で、検査薬も見せた

A子「おめでとう」

苛々してる私とは対照的に笑顔で言うA子。
凄いなと思ったが、B美は気にくわなかったらしい。
B美は「数週間休んでいた彼男に会いに行く!」と言って、放課後彼男宅へ連行。
B美が何度呼びかけても出てこず、A子が何故か変わりに呼び掛けた。

A子「彼男君、居るの?」
彼男「A子?」
B美「彼男っ!」←号泣しはじめる
A子「ねぇ彼男君。貴方弱虫だから怖いんでしょう?
だったらはっきり言いなさい、産まないでくれって」
B美「何でっ!この子は生まれたがって(略)」
私子「育てるお金はあるの?」
B美「二人で働けば云々、結婚は高校卒業後云々」
A子「どうなの?彼男君」
彼男「産んで欲しくない」
A子「わかった」

この発言でB美と彼男が扉越しに喧嘩を始めた。
A子は何処かに電話をかけていた。
電話を切ると、私の手をキツく握った。

A子「今からB美さんのお兄さんが来ます。
だから三人で真剣に話し合って下さい。
私はもう彼男さんに未練は有りませんさようなら」

それだけ言ったA子
今度は私がA子引っ張って帰りました。
それから色々揉め、「火種はA子」とB美両親が責めたりした。

A子がはっきりと詳細を告げた為、お開きに。
結局、B美は堕胎。
彼男はB美両親に責任を取る、と言う形で落ち着いたらしい。

その後、彼男がA子のストーカー化。
色々揉めたが高校卒業を機に、彼男とB美に逢わなくなった。

911: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/14(木) 06:05:23.21 ID:XHxICMyvO
先日、A子とC男君が同棲を開始。
何処で聞きつけたのか引っ越し先に、何故か彼男が現れた。

何処かやつれた様子だったが、A子を見るなり近付いてきた。
「これはA子を守らなきゃ」と思った時。
今まで空気だったC男君が登場。
彼男の頭に、勢い良く自分の服が入った荷物をA男に投げました。

C男「あー、A子先輩に色々聞いてます。彼男先輩ですよね?
言いにくいんですけど、俺A子先輩が好きです。
だけど、貴方に振り回されてる先輩は好きになれない。
だからね…消えてください」
彼男「で、も。A子、俺さ」
A子「ごめんなさい。私も貴方達に振り回されてる自分は嫌い。
それにもう何年も前なの…終わってるの。
一度責任を取るって決めたら責任取りなさい」

その後、彼男発狂し騒いだが、近くの人が警察に連絡してくれた。
そしてA子や私やC男に近付かない誓約書?を書かせて終わった。

後で聞いた話。
その後、B美は彼男を捨てて違う男性の子を身ごもった。
父親は不倫相手だった為、両親に縁を切られた。
今は借金を返すために、ピンクをやってるとか。

912: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/14(木) 06:22:08.42 ID:GUTDHyKc0
>>911

乙です

913: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/14(木) 06:26:38.09 ID:9vI3Gkfi0
A子、ストレスがかかると、逆に頭がクールになるタイプなんだろうな。

915: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/14(木) 09:21:23.22 ID:mi21iw5SO
>>911

乙!
A子幸せになってよかった。

引用元: ・◇修羅場◇part110




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