happy_woman5
749: 可愛い奥様 2019/05/28(火) 17:21:24.89 ID:aEUC8MZgv
小さい頃、「アドバイス幽霊」と一緒に暮らしてた。
といっても姿が見える訳じゃなくて、伝えるのが難しいんだけど
「遠い場所から叫んでる声が小さく耳に届く」という感じ。

その届く声は本当にぼやけててか細いんだけど
どんな騒音の中でも聞こえた。
女の人の声だった。

なんで「アドバイス幽霊」って呼んでるかというと
私がしようとしていることに対してアドバイスをくれるから。

例えば、絵を描く時に花の色で悩んでいたら
「赤がいいよ」「青も入れるときれいだよ」みたいな。

それは物心ついた時には既に聞こえていて
幽霊という認識もなかったんだけど
自分以外の誰にもその声が聞こえていないと気付いた時
「この声の主は幽霊なんだ」と思った。



でも恐怖心は全くなくて
自分にとっては居て当たり前な存在だったので
アドバイスを受けつつ日々過ごしていた。

20歳になった頃
ふっつりとその声は聞こえなくなった。
年を重ねる毎に声を聞く頻度は減ってきていたので
寂しくはあるけど受け入れることはできた。

どこに向かってやればいいかは分からなかったけど
「今までありがとう」って、手を合わせてお別れをした。

かれこれ10年以上は昔の話なんだけど、最近4歳になる娘が
「そうだね、それいいね」「そう思う?じゃあそうしようかなあ」
と、一人でお喋りするのを何度か見た

「もしかしてあの人かな?」と懐かしくなった

750: 可愛い奥様 2019/05/30(木) 20:39:47.52 ID:MNbNi8jGa
私は「はい、どうぞ幽霊」と住んでる。

「あれどこだっけ?」「えっと、そろそろあれを」
ってふっと思ったときに
目の前にすっと出てくるように即見つかる。

いつも、まるで手術の執刀医に
看護師がスッと道具を手渡すかのように
なめらかに。

引用元: ・【夢禁止】ちょっとした不思議な話や霊感の話 その113




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2023年02月02日 09:39 ID:okusamakijyo