shiryoku_metsuki
460:  ↓名無しさん@おーぷん 20/03/06(金)19:25:41 ID:zZ.ib.L3
職場の同僚とのお昼休み、休憩室で雑談していた時の事。
Aさんが「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験してきたと言う話をした。
私も何年か前に2度体験してて、ふたりでその話で盛り上がっていた。




「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と言うのは、平たく言うと盲目の生活を体験するもので、
何人かのグループで、アテンドと呼ばれる視覚障碍者の案内役と共に暗闇の中で何かを体験すると言うもの。
私の場合は5人ぐらいで一軒家に案内された。
入る前に前室みたいな薄暗い部屋で目を慣らして、それから本当に漆黒の闇って感じの部屋に通された。
玄関から入って廊下から和室に入って縁側から庭に出て・・・。
草木の匂いを嗅いだり、盲目者用の絵本を読んだり、ジュースを飲んだり。
ただそれだけのことなんだけど、全身が神経に覆われたような感覚になった。
目が見えない生活の中から気付くこともあったりしていい経験だったと思っている。
Aさんと一緒にそんな話をしていたら、普段から要らん事言いな性格のBが聞き耳立ててたみたいで
「きれいごと言ったところで、めくら(B本人の言葉です)体験して楽しんだだけでしょ」
とpgrされたんだよね。
「うん、楽しかったよ。だけどどんなことでも体験してみないと分からないことってあるからねぇ」
って言ったらAさんも「そうそう。アテンドさんもそれが目的でやってるって言ってたよね」
「だよね。それでさ・・・」ってBを無視して又話始めたら、Bさんが突然読んでた雑誌をテーブルに叩きつけて
「はいはい。意識高い系ですね。はい。頑張ってね~」って言って出ていった。
一体何が気に入らないのやら。
別に視覚障碍者を馬鹿にしてるわけでもないし、アテンドさんから色んな話を聞いて
感動することもあったし、自分を反省することもあったし、これから視覚障碍者と接することがあったら
こんなことに気を付けた方がいいとかも教えてもらったし、本当にいい体験だったと思うんだけどね。

引用元: ・その神経がわからん!その55




1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2023年02月17日 20:57 ID:okusamakijyo