fufu_roujin


236: ドトールコーヒー 2009/07/21(火) 01:55:29 ID:rMbfUE89
会社に毎日通ってくる、営業マンの話。
ウチの会社の最寄駅のモールにドトールコーヒーがある。
割と穴場的な位置にあり、
ガラガラに空いてる事はないが、座れないほど混んでいる事もない。


時間を潰したいときや一服したいときなど、彼は平均して週3ぐらいの頻度で利用する。
そこで特徴的なのは、客の9割が高齢者で占められてることだ。
尤も平日の昼間なので、学生やOLがいないのはむしろ当たり前なんだが、
それを考慮に入れてもやはり年寄りばかり。しかも大半がお一人様。
彼のように仕事途中な風でも、買い物途中といった感じでもない。
暇な年寄りが多いなぁ、ぐらいに思っていたそうだ。

その彼がある日、帰宅途中の電車内で女性に声を掛けられた。
「あのぅ、お疲れ様ですぅ・・」
ドトールの店員だった。家が彼と同じ路線、隣駅なんだそうだ。
決して美人ではない、むしブサの範疇。
肥満やガリでもないが、特別スタイルがいいわけでもない。
通り一遍の自己紹介の後、年齢の高い客層について話が及んだ。
彼女曰く、
「あれね、間違いなく何割かはナンパ待ちなんですよ」
237: ドトールコーヒー 2009/07/21(火) 01:57:32 ID:rMbfUE89

特に着飾ってるわけでもなんでもない、
近所の散歩の途中に立ち寄ったような婆さんが、
同じような爺さんに声を掛けられるのを待って、
コーヒー一杯で2時間も3時間も粘ってるという。
そういう趣味の人相手の専門のプロ、という可能性も無くは無いが、
それにしては身なりがあまりにも日常的過ぎる。
それは営業マン君も散々見ているのでそう思ったそうだ。
それでも、これはと目をつけた爺さんがいると、
目の合い易い正面や、声を掛けやすい隣などに席を移動する。
時間を尋ねたり、煙草の火を借りたりと話すきっかけを作る。
勘のいい爺さんが話を持ちかけカップル成立。
別々に入ってきた明らかな他人同士が、連れ立って出て行く。
線路の高架に沿って5分ほど歩いたところに、
オレンジに塗られた外壁が薄く褪色したホテルが一軒だけある。
駅モール従業員の休憩室や更衣室がその途中にあり、
さっきまで別々にコーヒー飲んでた爺さんと婆さんが、
並んでそこを歩いていくのを、店員みんなが目撃しているとか。
238: ドトールコーヒー 2009/07/21(火) 01:59:29 ID:rMbfUE89

まぁ婆さんが玄人なのか素人なのかはともかく、
あの年齢の男女で、果たし行い自体が成立するものなのかという疑問はある。
それなりの楽しみ方、といったものがあるのかもしれないが。

後日、彼が店員の女性とそんな話をしたのは、
オレンジの外壁が褪色したホテルで、彼女と一戦交えた後だった。
店員は37歳。来年中学に上がる息子が一人いるそうだ。
営業マン君の女性の嗜好は、
ウチの女性従業員や好きなタレントについての話を聞く限り極めてノーマル。
写真でしか見たことは無いが、若くて普通にカワイイ嫁さんもいる。
今まで気に留まることもなかったが、自分は普段あまり行くことの無いドトールで、
老人に囲まれて一服がてら、その店員を改めて見てみた。
正直、不倫というリスクを負ってまであれを抱く自身は、自分には無い。

入り浸っていると、もうとっくに女ではなくなった人たちですら
相手構わず‘その気’になってしまう何かが、
あの店にはあるんだろうか。
239: おさかなくわえた名無しさん 2009/07/21(火) 03:32:16 ID:p4wdKBvt
なんか…怖いというか、不思議な話だなぁ。
240: おさかなくわえた名無しさん 2009/07/21(火) 05:10:59 ID:BdDYIBB6
色情霊でもいるんだろうか。
241: おさかなくわえた名無しさん 2009/07/21(火) 05:34:11 ID:kw+ElW9m
俺介護施設勤務今夜勤中だが、90歳までなら性は凄いよ。爺さんが婆さんの下腹部触ったり、
婆さんも俺にキスねだったり。もちろん、痴呆では無い人達の話しです。
爺さん曰く「元気でしょうがない」だそうだが、もちろんフニャフニャ。
243: おさかなくわえた名無しさん 2009/07/21(火) 06:28:48 ID:o6/Ok5LO
閉鎖された世界に男女を閉じ込めていると
246: おさかなくわえた名無しさん 2009/07/21(火) 22:31:34 ID:9ZvVIhkK
>>241

親戚が老人ホーム経営してるが、
婆さん獲り合って爺さん同士が喧嘩とか、日常茶飯事らしいな。

引用元: ・怖い話@生活版Part16




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