耳をすます

897: 名無しさん@おーぷん 平成31年 03/30(土)17:10:36
友人と話してて、スクールカウンセラーの話になって思い出した。今は多分どこの小・中学校(高校も?)にもいるんだろうけど、アラフォーの私の頃は珍しかったと思う。
中学生のある日、自分の学校にもスクールカウンセラーが常駐する事になった。



前々から「相談室が出来て、話を聞いてくれるカウンセラーが来ます」と言われていて、私は期待していた。
話を聞いてくれて、秘密をもらすこともなく、アドバイスもくれるという。先生に話すよりいいのではないかと思った。
私は当時、友達とちょっと喧嘩をしてしまったので話を聞いてもらおうかなと思っていたが、まだ勇気が出なくて話すことが出来なかった。

スクールカウンセラーが来て一週間後位に、お昼の放送があった。スクールカウンセラーが自己紹介をして、気軽に利用して下さい~という感じだった。

「はじめまして、スクールカウンセラーの○です」
「学校の事、勉強の事、お友達の事、体の事、なんでも相談して下さい。聞きます」
「緊急性があると判断したら、他の先生ともお話しますが、言われたくない事などは絶対もらさないので安心して下さい」

おお、ちょっといいかも!と思った矢先…

「この学校に来て一週間後立ちましたが、かなり生徒さんが来てくれました」
「初めて受けた相談は、5人の男の子・女の子のグループでそのうちの一人が別の生徒さんにキツイ事を言ってしまい、その生徒さんが傷ついてしまった、口を聞いてくれないというものでした」
「それを心配して四人が着いてきてくれたんですね」
「私は、そんなお友達がいてあなたは幸せね、その生徒さんには心から謝ればいつか伝わると言いました」

相談内容もらしまくり。しかもこれ、相談した五人もは自分らの事だって分かっただろうし、なんなら「キツイ事言われた別の生徒さん」も自分の事だと気付いたのでは。
さっき「相談内容はもらしません」と言ったばかりなのに、突然相談内容を細かく話しだしてびっくりした。
ガヤガヤしてたのに、一瞬シーンとなった後「いや、もらしてるじゃんw」の声で皆笑いだした。
私は、相談してなくて良かった…と思い結局卒業するまで相談室には行かなかった。
今時だったら大問題だよね、これ。

引用元: ・何を書いても構いませんので@生活板73




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